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あらしのよるに (映画) [舞台と映画]

奥の深い物語でした。

 

ラストは書きませんからご安心を。

原作を知らずに見ることで得られるハラハラ感、すっごく楽しめました。

 

絵が、面白い!

絵本の挿絵のようなやわらかい彩色が動いているのが不思議でした。

 

背景はだいたい2Dで、時々3DCGという切り替えもまあまあのバランスで○、かな?

視線がガブのものになったときに3Dなのかな?

この視線変化も面白かったな。

 

声優としてタレントが起用されていて、このことが見る気を無くさせる要因の一つだったのですが、見て納得。

物語がすごく良いので、演技は問題にならないのです。

 

この物語の凄いところは、人生の経験値が高いほど、物語に深みを感じることが出来る、というところでしょうか。

見る人の能力で、面白くもつまらなくもなる。

人との関わりをより多く経験した人ほど、より多くの人生の色々な場面を思い起こして様様なことを感じ取れるのではないでしょうか。

友情だけではなく、家族との関係、恋人との関係、職場での人間関係・・・アレにもコレにも当てはまるし、そんな時どうすればよかったっけ?と色々考え事に忙しい映画でした。

 

いろんな出会った人たちのことを思い出したけど、

「どうせなら、最初から出会わなければ良かった!!」と思うような場面は無く、

私の人生、幸せだなぁ、としみじみ感じ入っております。

 


ハリーポッターと炎のゴブレット(映画) [舞台と映画]

やはり映像がスゴイ!

ドラゴンのように、いわゆるヒロイックファンタジーに出てきそうな生き物系は、昔の特撮(人形アニメーション)でも見慣れているのであまり感動が無いのですが、

クディッチのワールドカップ会場のような構造物は、驚かされます。

魔法、というけど、印象としてはSF~。

そのうちフィクションではない世の中になるんじゃと思えてきたり・・

 

原作のそっけない描写からコレだけの映像を作り出すクリエイター

の能力に脱帽。

 

ストーリーは、原作を読んでから、だいぶ時間が経っているので

だいだい内容を忘れていて、展開をかなり楽しめました。

 

でもやはり、2冊を2時間余は苦しいのでしょう。

各シーンにゆとりがありません。

台詞の前後に「タメ」が欲しいところとか、

観客が考える時間が欲しいところとか。

 

文章を読んでる時って、自分で間を取るけど、

映画って与えられた瞬間瞬間で感じ取らなきゃいけないから

かなりキツい出来なんじゃないかなぁ?

 

役者さんたち、かなりいい味出してるから、

もったいないと思います。

 

時間内に、物語を進行させるほうが優先された感じ。仕方ないけどね。

 

いつもの安い映画館だったんですが、さすがハリポタ。

14人くらい居ました、観客。ここじゃ、多いくらいです(笑)


頭文字D (映画) [舞台と映画]

友人のオススメもあって、見てきました。

 

CG一切無し!との触れ込みの割に、イントロ部分の秋名のコース映像が実写とは思えないほどとても綺麗で、驚きました。

最近のカメラって、上空から撮影してもブレないのね。

秋名の道路上のペイントを見て、

「この道、覚えてる!!あそこのライン取りが難しいんだ!」

ふっと、胸が熱くなりました。

毎夜、プラクティスを重ねた、あの頃を思い出して。

むちゃくちゃ走りこんだよな、プレステで。(笑)

 

全体によく出来ています。

短くまとめるために、キャラクタの役割を合体させていたり、

性格が伝わりにくい人物に新しい個性をつけていたり。

映像も、独特の止め絵カットの連続がテンポ良くて、気持ちが良い。

何より、秋名のコースのライトアップがとても綺麗!

ガードレールに灯る間接照明がとても幻想的。

役者さんたちは、お肌が綺麗過ぎてちょい不気味なのですが、

クルマが主役だからあまり気になりませんでしたね。

とにかく、クルマと道路をいかに魅せるかに拘ったと思える仕上がりが素晴らしいと思います。「格好良い」を超えて「美しい」とさえ言・・・いますよ、私は!(コーフン)

 

ストーリー進行上、消されてしまったキャラクタのファンとしては、不満が出るかな、と思いきや。いないことが気にならないくらいの出来上がりです。

 

この映画の最大の難点は、見てるとクルマが欲しくなることです。

映画を見終わって、自分のクルマに戻って、クルマにごめんよと謝りました。「キミに不満は無いしダイスキだけど、カニ走りの出来るクルマってやぱ、憧れちゃうのだよー、ほんの数秒でも浮気してゴメンねv」って。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからはネタばれなので、映画を見てない人は見ないこと!

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その1:デコトラ。

 クスリ服ってんじゃねーかと思わせるハイテンションに、ファッションが鋲打ち皮ジャンで「危ないなぁ」と思ってたら、トドメがデコトラでビックリした。バカウケ。

 

その2:イツキのキャラクタ。

 香港映画に良く出てくる役割なのかな? 太めで、実力以上を見せたがるおしゃべりな脇役?って感じ。池谷先輩の役割を兼ねていて、S13と秋名スピードスターズの名前は無事(?)出演(笑) 

 原作とは大きく変わったキャラクタなんだけど、独特の演出で結構スキかも。ややウケ。

 

その3:とうふ。

 高橋兄が訪問中に、ブン太が水中で持ったときの感じがすっごく硬そうで、食べたい!と思ってしまった。ややウケ。

 

その4:さわやか好青年・中里

 ストーリー上はビシッとハマっていますが、気味が悪いくらいさわやか。キャラクタとして、高橋弟を兼ねているのでしょうが、こわいくらい好青年。あの雰囲気で乗ってる車が32だと、ちょっと合わないのじゃ?と気になるところ。かといって、キイロちゃん(FD)が似合うかと言えば・・・キイロちゃんに乗るにはもうちょっと野性味が欲しいかなぁ? 別の意味でバカウケ。


チャーリーとチョコレート工場(映画) [舞台と映画]

ワイドショーで紹介時に、

ジョニー・デップの愛息子が映画を見て「パパ、変だよ」と言った、

と言ってたのでどんな映画だ?と首をひねってたら、

やっぱり変なジョニーデップでした。

 

ティムバートンの作品は、ナイトメア・ビフォア・クリスマスとシザーハンズ

を国際線の中で見たことがあるくらいですが、画面構成が気にいっていて、今回の映画を見ることにしました。(この二つの作品が「似ている」と言ったら、映画好きの妹が監督が同じと教えてくれたので、意識するようになりました。)

期待通り、色彩の美しさにハッピーな気分になれました。

ウンパルンパの波状攻撃に、笑いつづけてハライタイ(笑)

そして、ちょっぴり怖いストーリー展開。

ラストシーンの美しさといったら・・・

フロストシュガーをたっぷり振りかけたチョコレートのおうちを作りたくなって、

昨夜は思わずプリンを焼いてしまいました。(冷蔵庫の残り物で作れるお菓子はプリンだけだったのよう)

 

ジョニー・デップはシザーハンズのエドワードしか知らなかったので、たいした役者とは思わずにいた(映像作品の場合は、役者の演技力は脚本と演出でコントロールできるから)のですが、

何故だか世間では人気沸騰の役者さんになっていて、妹のだんなさんもジョニー・デップ作品を集めるほど。

カリブの海賊を見せてもらって、鳥肌が立ちました。

「真夏の夜の夢」で妖精パックを演じた北島マヤだ!!(「ガラスの仮面」をご存知の方ならおわかりかと思います。)

ジャック・スパロウが、常にフラフラグネグネ歩く姿を見て、ジョニーはマヤだ!と思ったのでした。

妹のだんなさんは、ジャック・スパロウを見て「ジョニー・デップはそういう歩き方をする人なのだ」と思ったといいます。医者が騙されるほどに、彼は自然に(奇妙な歩き方のリズムが変わることなく)歩いていたという事。おそろしや。

今回は、そこまで激しいキャラクタではありませんが、

あんなに何度もぶつかっていたら、脳内出血で死んでしまいそうです。

(何のことかは、映画館でどうぞ)


劇場版xxxHoLic真夏ノ夜ノ夢(映画) [舞台と映画]

最近の流行なのかどーか知りませんが、
映画の宣伝のときに「初めて見る人でもわかるように作りました」と「何度も劇場に足を運んでもらうと新たな発見がありますよ」と言うのってどうなの?
初めて見る人にわかるというのは映画としては当たり前だし、
何回も見ないとわからないような作り方って、構成が間違ってんじゃ・・・?
 
もっとも、CLAMPの漫画自体がわかりにくいから、ある程度は仕方ないと思うけど、製作者側が言っちゃダメでしょ。
・・・と、朝のラジオで製作会社の宣伝を耳にして少し不機嫌になったりして。
 
とはいえ、ツバサクロニクル編もHoLic編も原作の雰囲気巧く表現されていて画面はきれいでしたね。
ツバサ編のイントロの思い切りのよさは見事です。変にダイジェストにせずに、唐突に始まるところがステキ。
HoLicでは、デフォルメが気持ち悪かったなぁ。原作も微妙なバランスで描かれているものを更にデフォルメしてるから、神経に障る領域までいかれちゃって、正直気持ちが悪かった。
 
映画も舞台も、まだ見てない人にネタばれしないように、話の内容には触れないで感想を書く事を目指してますが、今回はコレだけはダメだった!という部分を一言言わせて下さい。
この下に書くので、ネタばれしたくない人は、スクロールしないこと!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
触角だけのコレクション。吐くかと思った!

イン・ザ・プール(映画) [舞台と映画]

お芝居を見に行くと必ず山ほど渡されるチラシの中で、不思議と気になっていた役者さんの名前「松尾スズキ」

映画館の予告編で、そのお名前を見たとき、「これは見なければ!」と意味も無く決意。

上映最終日に滑り込みで見ることが出来ました。

 

いやー、予告編で想像してたのとは、予想外の展開。

松尾スズキの異常なテンション、最高です。

舞台を見たくなりました。

 

クウガじゃないオダギリジョーの演技を見るのはコレで2本目だけど、このお方も見るたび印象違う演技に驚かされます。いっしょに切なくなったり、苦しくなったり、最後にはいっしょに笑えたり!

 

ポイントが高かったのは、松尾スズキ演じる精神科医のとなりに控える美人看護婦。完璧なプロポーションにため息しか出ませんでしたが、パンフレットを見たらモデルさん。なるほど!

ただ細いだけの女優さんと違って、ナース服の中にきっちり体が詰まってる感じが何とも言えず好み。(変態じゃないぞーー!)

 

これは、DVD出たら買ってしまいそうなくらい気に入りましたヨ


マダガスカル(映画) [舞台と映画]

すんごいスピーディな映画。

くどくど、ぐだぐだしたところが全く無くて、あまりのスピードに日本人はついていけない速さなのでは?と思ったほど。

 

それでいて、肉食獣の真剣で切実な悩みで切羽詰っている感情とか、びしびし伝わってきて、感情移入して見ました。

それだけに、オチに大いに受けましたが!

 

キャラクターですが、

テレビコマーシャルで、カバと重ねて、体格の良いオバちゃんがドアを破るシーンがあったので、「カバはオバチャンなんだ」というイメージを持って映画館に行ったのですが・・・

とってもセクシーな声のカバで、テレビコマーシャルは失礼だ!!と憤慨してます!

キリッとした、ニューヨークのキャリアウーマンのイメージなのでしょうね。4人の中で最も決断力があるように感じました。

シマウマの無茶な行動にストップをかける慎重さを持ちつつ、既に起こってしまったことに対してはくよくよせずに前向きに行動する、素敵な女性です。物事を投げ出さない格好良さがステキです。

 

名脇役はペンギンですね。

ほのぼの映画の中で唯一ハードボイルド。

作中で最もかわいらしい生き物のはずなのにハードボイルド。・・・なぜよ?


DVD ALL ROUNDS COLLECTION ~TV Period~ [舞台と映画]

新世紀GPXサイバーフォーミュラのテレビシリーズのDVDBOXです。

売ってましたよ!!

 

続編がOVAで出て、レンタルで見たりもしてたのですが、やはりおおもとが欲しくて探してたんですが、やっと入手です。

 

しかし・・・いのまたむつみのパッケージイラストに私の大好きな「あの人」が居ない・・・。仕方ないか~。

 

なんか、もったいなくてパッケージを開けられないでいます(苦笑)

いつかは見るでしょ。・・・いつなんだろう・・・。


劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 [舞台と映画]

すごい映画館でした。

封切日、3回目の上映。・・・客24人。

 

封切り日は仕事があって、映画館に行くかどうか迷ってたり。

でも、月刊誌とコミクスの連動企画で原作者のポストカードが貰える・・・というのを諦めきれず、仕事も何とか終わらせて、恥をしのんで行ったですよ。

そもそもハガレンを知るきっかけになったのはテレビアニメなんですが、原作を読みだしたら、アニメはいまいちに感じるようになって。

だから映画もどうかなーと。でも、ハガキ欲しいし。(アホです)

で、映画館にいた客たちですが、ほとんどの人が特典ポストカードを持ってました。みんな大人なのに・・・。

そんな人たちが集った上映中はしん・・・としていて、なんか、ノリが悪いなぁとか思ったり。

封切り日って、誰も内容を知らないから、いろいろなところでサプライズがあって、感動するものなのですが、今回の映画はそれが無いから仕方が無いのかも?

ご都合主義だな、とか、ウィンリィの立場は・・・?とか、いろいろ余計なことが気になる出来上がり。

はじめと終わりの雰囲気から、何故かわからないけど「カリオストロの城」を連想しました。(私だけだろう。)

「映画観賞証明書」は、アルでした。場内のあちこちから聞こえた声から判断すると、アルが多かったようです。(焔の大佐ファンも居た模様。)

 

映画館に行く直前に立ち寄った本屋で、棚を眺めていると脚本家の名前を発見。十二国記のシナリオでした。テレビシリーズの十二国記は出来がいいと思っているので、そのときは、へぇ~としか思わなかったのですが、映画を見終わって、この影響が出ていることを強く感じました。

 

封切り日に見た映画は高校時代の「北斗の拳」以来ですが、今回はなんか悲しい思い出になりそうです。

北斗の拳は良かったんだよ~。

南斗水鳥拳のレイが登場したシーンでは、「誰?おんな?」って男子高校生の声が。

当時漫画部部長で現在プロの漫画家になっている友人が「レイさまだ!」と(小声で)叫んで、それを聞いた男子高校生が「レイさまだってよ」とひそひそ話。

終盤、ラオウがリンにひざまづいた瞬間に場内から「うおぉ~」というため息のようなどよめきが!

あの瞬間、観客の心はひとつだった。

・・・なんか、そういう映画を久しく見てないよ。

 

「北斗の拳」は物語の始まりを映画にしていて、ハガレンは物語の決着を映画にしたから、この「勢いのちがい」は仕方が無いのかもしれないけれど。

製作スタッフのコメントに映画を見ただけでもわかるように話を作ったとあったけど、・・・無理だよ。

(実際、テレビアニメを見てた人でも細かい設定を覚えてないから「アレはどーゆーコト?」って聞かれたもの。テレビシリーズ終了後に原作しかよんでなかったら尚更わかんないよ)


「法王庁の避妊法」劇団あかぺら倶楽部(東京芸術劇場小ホール2) [舞台と映画]

劇団あかぺら倶楽部は、

1997年の「パパ・アイ・ラブ・ユー」から見始めた劇団。

思いかえすと、ずいぶんと長いお付き合いになってます(笑)

 

記憶にある芝居が、「シックス・パジャマズ・パーティー」や「フユヒコ」など、出演者が走り回ってドタバタするものばかりなので、今回のように感動的な「良いハナシ」って、キャストに合うのかちょっと疑っていたのですが。

高木渉、賢いお医者さん役、出来るじゃないですか!

 

今回の、「法王庁の避妊法」というお話は有名な脚本で、あちこちの劇団でも上演されているし、テレビで放送もされたので、知らない人はいないだろう、と思っていたら、幕間に後方の席から興奮した調子で「この先どうなっちゃうんだろう!?」って声が聞こえてきて少し驚きました。

でも、ストーリーを知らないで見れたほうが、お芝居は楽しいのでちょっぴり羨ましかったり。

 

どうしても、ほかの劇団の演出を知っていると、比べてしまうので・・・。

このホンに関しては、ほぼ同じ演出で、逆に役者さん自身のキャラクターが表現されていて、楽しいものでした。

 

パンフレットに挟まれたチラシを見ていて驚いたのは、

「名探偵コナン」の高木刑事の名前が声優さんから付けられたのは知っていたけど、まさかファーストネームまで声優さんと同じとは・・・!


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