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メゾン・ド・ヒミコ(映画) [舞台と映画]

 今ごろですが、見ました。
 部屋の片付けをしていたら未開封のDVDを発見しました。(購入後未開封のDVDって、結構あります。)
 とくにこれは柴咲コウが苦手で、映画で済まそうと思っていたのに
時間が取れなくて公開が終わってしまったのでやむなくDVD購入したものだったので、それこそ忘れていたDVD。
 友人の、「いいよ」って感想から、さすがに見とかんと~と思いつつ、
ブラックホールのごとき私の部屋で迷子になっていた一品です。
 それが今朝発見されたものですから、これは運命だから今!じゃなきゃ!と。
見たところです。

 結果。
 途中、3回ほど泣いてしまいました。
 理由?…わかんないです。心に触れたの。

 フランス映画みたいだなぁ、と思いました。
 理屈じゃなくて、自分の心のどこかに触れたとき、自然と涙が出てくる感じ。
 ここで、自分が泣いた理由とか考え出すと疲れちゃうからそのままにしておく。
 自己分析とかするのは時間の無駄だし。
 そのかわり、他人に「どんな映画だった?」ときかれて説明するのが難しくなるけど。
 映画に描かれる内容と響きあう部分を、自分の内に持っていないと、見てもわかんないものになってしまうから、伝えにくい映画って、ありますよね?

 そんな感じで、ここが泣ける!なんて、安っぽい作品でないことだけは確かです。
 柴咲も平気になりました。


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